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前作「電車でGO！２高速編」の路線に、新たに14の路線が追加されたパワフル版が本作品「電車でGO！２高速編
３０００番台」である。爆発的1480シリーズとしては2004年2月20日発売。
路線は従来のほくほく線・秋田新幹線・京浜東北線はもちろんのこと、新たに山手線・田沢湖線、さらに関西路線として東海道本線の大阪〜神戸を追加している。また、秋田新幹線と京浜東北線は運転区間を増やし、ボリュームたっぷりの内容となっている。
PC版のゲームでの解像度は640×480ドットのVGAが一般的だが、本作品では800×600ドットと
さらにきめ細かい解像度に設定することができる。グラフィックでも雪の場合に遠くの景色が霧で霞むように設定できるなど、まさしくアーケード版そのままの美しい画像を再現している。
基本的なゲームのコンセプトは前作の「電車でGO！２高速編」と同じなので、そちらのレビューも参照されたい。景色そのものはきれいで申し分ないが、実距離でない分、カーブがやたらと急だったりして、「こんなカーブを120km/hで通過したら脱線するだろう」と突っ込みたくもなる。早通・早着には厳しいペナルティ（減速信号や出発警戒など）が容赦なく科せられ、延着すれば当然残り時間が減っていくわけで、結局どのように走るかはある一定のパターンに限られるだろう。逆に言えば攻略法を考えやすいとも言える。
リプレイ機能も搭載し、データをメールで送ることもできる。これだけの内容が揃って1480円は、いくら旧作品とは言え安い。「最近新作がなくてつまらないな…」と思っている方は購入を検討されてみてはいかがだろうか。
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